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協奏的タブロー 〜ウインドオーケストラのための〜

レンタル グレード3+
商品名 協奏的タブロー 〜ウインドオーケストラのための〜
商品コード 1124
価格 33,550 円(税込)
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曲目解説
この作品は文教大学吹奏楽部の委嘱によって作曲し、同団体によって初演されました。その後、改定版が日本現代音楽協会主催の「東京現代音楽祭・現代日本の吹奏楽」で東京佼成ウインドオーケストラによって演奏され、CDになっています。また今回、CAFUAレコードからの楽譜出版にあたり、再び文教大学吹奏楽部を私自身で指揮したCDが発売されていますのでご参考にしていただければと思います。

曲は次の4つの楽想からできています。
1.ティンパニの緩やかなソロと、吹奏楽器が次第に加わって高揚する部分
2.木管楽器のソロと鍵盤打楽器による異国的な旋律が流れる部分
3.変拍子を多用した急速な部分と、続く金管楽器によるコラールの部分
4.再び異国的旋律が流れ終結に向かう部分

タイトルの「タブロー」とは絵画的描写という意味です。いずれの場面でもいくつかのパートが協奏的に重なり展開していく構成になっています。

演奏にあたっては、変拍子の急速なパッセージを明瞭に表現すること、またコラールにあるカノン風な高揚感をダイナミックに表現することなどに気をつけていただきたいと思います。(柳田孝義)
■柳田孝義(やなぎだたかよし)プロフィール
1948年北海道札幌市生まれ。
札幌北高校卒業後、武蔵野音楽大学作曲学科入学。戦前、戦後を通じ数多くの音楽家を育成したクラウス・プリングスハイム教授に6年間師事する。1972年同大学大学院を修了。 21歳の時、第38回日本音楽コンクール作曲部門第一位、作曲賞を受賞。大学院修了の後ミュンヘン音楽大学に留学しハラルド・ゲンツマー教授に師事。在学中にミュンヘン在住の作曲家ウォルフガング・フォルトナーなどMusik Unser Zeitの作曲家たちと交流する。
帰国後は日本現代音楽協会、日本作曲家協議会の会員となり作品展に数多くの新作を発表、作品の多くが出版されている。またNHK教育番組の音楽制作に長年携わる。
1993年からは作曲家団体オーケストラ・プロジェクトに参加。以後、これまでに同団体から発表した作品は6曲、ウインドオーケストラも含めるとこれまでのオーケストラ作品は15曲を数える。
1997、1999年にオーケストラ・プロジェクトのメンバーとして文化庁芸術祭で優秀賞受賞。2005年にはアメリカオレゴン州ポートランド市にあるNorth Pacific Musicから柳田孝義オーケストラ作品集のCDが刊行されており、また2006年にニューヨークで開かれたF.ティケリ国際作曲コンテストで「西風の肖像」が第3位を受賞している。
現在、文教大学教授。また武蔵野音楽大学でも指導にあたっているほか、日本電子キーボード学会代表幹事、日本現代音楽協会会員、日本作曲家協議会会員、日本音楽著作権協会正会員、日ロ音楽家協会運営委員を務めている。

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