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【スタディスコア】 カントゥス・ソナーレ


指揮者・大井剛史が「カントゥス・ソナーレ」の魅力や真髄について作曲者・鈴木英史に迫る対談動画を公開中!「響き」に独特の感覚をもつ鈴木氏のルーツを探りつつ、「響きが歌になる」という曲のテーマが意味するところを余すところなく語り尽くす2時間20分です。



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旋律と響きが変幻自在に歌となり姿を変えうねるように進む。鈴木英史作品の魅力を凝縮した渾身の一曲。

創価学会音楽隊結成50周年も兼ねて、創価グロリア吹奏楽団からの委嘱により作曲。2004年2月22日に東京芸術劇場大ホールにおいて、佐川聖ニの指揮、同楽団の演奏により初演されました。題名の「カントゥス」は「歌(うた)」、「ソナーレ」は「響き(ひびき)」の意味です。
この曲は題名通り、響きが歌になり、共に進んでいく様を描いています。一本の旋律が響きに取り込まれ大きな響きになる。また、その逆、響きそのものが旋律になり進んでゆく。
この作品は、指揮者の佐川聖二さんの人生のモットー(?)でもある「愛」という言葉にも、大きく影響されています。私が2003年に作曲した「ライフ・ヴァリエーションズ〜生命と愛の歌」という作品は、人生と愛についての作品でしたが、今回の「愛」は、個人と全体における調和の「愛」です。旋律は個人、響きは全体と考えても良いでしょう。家族・学校・職場・国家・世界、いろいろな視点での、他者との出会い・理解。そこに必要なのは他者を理解すること。それは「愛」によってでしか、得られないものだと、僕は信じています。(鈴木英史 創価グロリア吹奏楽団 第18回定期演奏会 プログラムノートより)

<追記>
本作は初演後、同楽団の全日本吹奏楽連盟主催2004年度吹奏楽コンクール出場に伴い、改訂が施された。改訂版の初演は2004年8月1日に西新井文化ホールで行われた第44回東京都吹奏楽コンクール予選会にて、創価グロリア吹奏楽団の演奏(指揮:佐川聖二)によって行われた。また、同年の第52回全日本吹奏楽コンクールに於て、同楽団は金賞の栄冠を得た。なお、これらの演奏はコンクールの時間制限のためカットがなされており、改訂版全曲の初演は2005年1月10日に所沢市民文化センター(ミューズ)アークホールにおいて、瀬尾宗利の指揮、ソール・リジェール吹奏楽団の演奏によって行われた。
この譜面には改訂版(Revised version)、初演版(Original version)が共に載っており、版の選択は演奏者の判断に任されている。但し、両方を混在させて演奏することは許可されない。作曲者は改訂版での演奏を望んでおり、楽譜の順番もその意向を汲み、改訂版→初演版の順となっている。


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