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ソナチネ 【フルート8重奏-アンサンブル楽譜】

販売譜 アンコン演奏曲
ソナチネ【フルート8重奏-アンサンブル楽譜】
商品名 ソナチネ 【フルート8重奏-アンサンブル楽譜】
商品コード CEM-014
価格 通常価格 4,840 円を
4,114 円(税込)
ポイント 187 pt
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フルートの重なり合う魅惑的な和音を生かした作品です。フルート8本という編成ですが、他の楽器には代えがたい美しい響きをきくことができるでしょう。

【曲目解説】
モーリス・ラヴェルやアンリ・デュティユーなど近、現代フランスの作曲家たちが好んで用いた形式の一つが、この「ソナチネ」です。形式的には簡略化されたソナタ形式を1楽章に持つ、など、ピアノ教材の入門として現在でも用いられている「ソナチネアルバム」(珠玉の名作が沢山ありますね)と、ほとんど変わらないのですが、近、現代の作曲家たちはこの使い古された形式の中に、ソナタ形式とはまた違ったエスプリ(特にフランスの作曲たちが)を感じたのでしょう。見事に一つの音楽芸術のジャンルとして確立して下さいました。
今回、東京都立杉並高等学校吹奏楽部フルートアンサンブルの皆様に初演していただいたこの作品も、形式的には前出の「ソナチネ」をそのまま継承しております。ソノリテやエクリチュールの観点からしても、近、現代の先人に対する、ある種のオマージュとなっております。
1楽章は伝統的なソナタ(ソナチネ)形式で、2つのテーマを如何に対比、融合できるかが課題です。特に展開部に於いてそのエスプリが発揮されるでしょう。
2楽章はヴィルトーゾ的なソロと、それに対する応答、そしてハーモナイズ。
一見伴奏と見えるパートの重要性を如何に表現できるか、です。
3楽章は無窮動的ロンド。中間部に1楽章のモティーフが再現されますが、この解釈、処理の仕方によって「ソナチネ」という形式が成就されるかどうかが決まってくることでしょう。(天野正道)
■天野正道 プロフィール
秋田市生まれ。1980年国立音楽大学作曲科首席卒業、武岡賞受賞。同大学院作曲専攻創作科首席修了。在学中よりクラシック、現代音楽はもとよりジャズ、ロック、民族音楽から歌謡曲まで幅広い活動を始める。卒業後豪州に赴き日本人で初めてC.M.Iをマスターし、CD国内初制作のアーティストとなる。また、1992年より続いているポーランド国立ワルシャワフィルハーモニックオーケストラ、ヴェルサイユ室内管弦楽団での自作曲の録音指揮など、活動の場は国外にも及んでいる。第23、24回日本アカデミー賞音楽部門優秀賞受賞。第10回日本管打・吹奏楽アカデミー賞(作・編曲部門)受賞。編曲やオリジナル作品が全日本吹奏楽コンクールなどで演奏されている。

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