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出エジプト記(大編成版)

曲目解説
この曲は旧約聖書の「出エジプト記」を題材にして書かれていますが、旧約聖書の内容をそのまま交響詩的に置き換えたのではなく、普段映像音楽を手がけているからでしょうか、「出エジプト記」を基にした架空の映画音楽を作るつもりで書きました。その架空の映画が大体どんな感じか少し紹介致しましょう。
〜脳内映画のはじまり、はじまり〜
曲の始まりと同時に俯瞰で映し出されるシナイ半島(勿論空撮)その広大かつ威厳のある様が金管のコラールファンファーレで描写される。曲はTuttiとなり、雲の切れ目から降り注ぐ光が神々しさを増し、全知全能のヤハウェを暗示させる(増4度進行の和音)。ここでメインタイトル表示。曲は一転して暗く静かになり、捕囚されたイスラエルの民が描き出される。
この種の映画に於けるお約束事の通り、主人公が民を救おうと決意し戦に突入(千人ぐらいのエキストラが必要)。音楽はAllegro con fuoco。
戦いが続き、やはりお約束事のヒロインとの淡いラヴストーリーがフリューゲルホルン、トロンボーンなどのソロで歌われる。その後の戦いで主人公危うしになり(やっぱりお約束事!)崖から落ちて気を失う(木管の駈け下がり)。そこに駆け寄るヒロイン、死んだと思い悲しみに打ちひしがれる。このシーン、木管4重奏でバックアップ。再び雲の切れ目から光が射し込み、その光を受けた主人公はヤハウェの奇跡により息を吹き返す(これまたお約束事)。このシーケンスはオープニングの増4度進行の和音が形を変えて表われる。
再びAllegroになり、ユーフォニアムのソロが広さを表現。ヤハウェの奇跡を味方に付けたイスラエルの民が反撃、海が割れるなどの奇跡を目の当たりにしてついにエジプトを出ることが出来る。
紙面の関係上、後半大分端折っていますが大体こんな感じの70mmシネスコ映画の音楽、というつもりで聴いてみてもらえたら、と思っております。
2000年の多摩ブラスフェスタで、東京都立永山高等学校吹奏楽部が作曲者自身の指揮で初演しました。
(あまの・まさみち)

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