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吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」 (全楽章)

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商品名 吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」 (全楽章)
商品コード 0305
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2002年の冬、大学の先輩にあたる渡辺秀之氏との出会いがきっかけで、「吹奏楽のための風景詩」が生まれることになりました。度重なる語らいから多くの刺激を受け、まず関西大学応援団吹奏楽部委嘱作品として「祈りのとき」を、次いで宝塚市吹奏楽団委嘱作品として「陽が昇るとき」を作曲し、両曲とも渡辺氏にタイトルを命名して頂き、初演のタクトも執って頂きました。この二つの作品が作曲された当時から、もう一つか二つ作品を付け加えて、最終的には全体として交響組曲のような形をとることを漠然と構想していたところへ、富山県のウィンドアンサンブル「一期一会」と創価学会関西吹奏楽団から委嘱があり、それぞれをスケルツォ楽章と冒頭楽章とすることで、ついに完結した形をみることができました。このようないきさつから、出自も作曲時期も隔たりのある作品が並ぶわけですが、それぞれの作品には共通する音楽素材を用いることで全体としての統一を図っています。(尚、「諧謔のとき」と「祈りのとき」は、チクルスとしての観点から、前者は編成の面で、後者は曲の結尾をそれぞれ改訂し、各楽章のタイトルも改めました。)

I. 「衝動」 創価学会関西吹奏楽団委嘱作品
テュッティ(総奏)による激しい前奏に続き、唸るような性格の第一主題と、フルートソロが奏でる叙情的な第二主題を展開させる主部、前奏と同じ内容を持つ後奏から成ります。

II. 「情緒」 ウィンドアンサンブル一期一会委嘱作品
全曲を通して6/8拍子で記譜されているにもかかわらず、3/4拍子や小節をまたがっての3/2等が混在し、ときには同時に奏でられるなど、リズム的に常に不安定で諧謔的な性格を持ちます。「衝動」の第一主題を断片的に引用する主部と、それとは対照的に歌うような中間部をもつ三部形式で書かれています。

III. 「祈り」 関西大学応援団吹奏楽部委嘱作品
ノスタルジックな雰囲気をもつ金管のコラールに始まる第一部、暗鬱でメロディアスな第二部が、遅い三拍子の中間部を挟んでそれぞれが変奏・展開されていきます。

IV. 「陽光」 宝塚市吹奏楽団委嘱作品
フルートとサックスソロが奏でるモティーフ(「衝動」と強い関連を持
ちます)に始まる前奏と、安定した調性を持つ部分(「祈り」と部分的に関連を持ちます)、前奏のモティーフを用いながらもテンポの速い主部、の三つの要素からなり、最後はタイトルが示すように輝かしく曲を閉じます。

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