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シリーズ第19作!東海大高輪台高校「スパイラル・アズール」リリース!
2004年からリリースを重ねてきた東海大学付属高輪台高校吹奏楽部のアルバム「スパイラル」シリーズも回数を重ねて第19作!今回も定期演奏会ライブおよびセッション録音による全10曲を収録、高輪台の今がたっぷり詰まった渾身の一枚となりました。
第19作のタイトルは、フランス語で「紺碧、瑠璃色」を意味する「アズール」。明るさの中にも深みを感じる21年度吹奏楽部を象徴するタイトルです。吹奏楽コンクール自由曲として5年連続で福島弘和に委嘱した新作「風の時代」には、個性と多様性を尊び新しい時代を切り開いて欲しいという福島の願いが込められています。実際、客演指揮・中村俊哉のタクトで紡がれるドビュッシー「喜びの島」と芳賀傑「水面に映るグラデーションの空」を聞くと、歴史と伝統を積み重ねた吹奏楽部にも新時代の風が吹き始めている事を予感させます。なお、マーチングコンテスト用に委嘱された「メテオライト」も福島の新作です。
ライナーノーツは畠田貴生先生をはじめ指揮をされた先生方へのインタビューで構成。収録曲への思いはもちろん、「飛勝」をスローガンに活動してきた1年間を振り返り、豊かな精神性を育んできた生徒たちの成長と進化についても語って頂きました。
「今年の3年生達はいつもと少し違う個性のある子たちだった。」インタビューで畠田先生が語っていたように、アルバムを通して聞いた後に残る印象も、例年までの明るさや元気さとはまた一味違う趣きを感じさせるものとなりました。20作目の「スパイラル」に向けて進化を続け変化していく高輪台高校の魅力を存分にお楽しみください!