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【6月4日発売!ソロ器楽曲新譜情報♪】
(この記事はは2020年6月4日のCAFUA Facebookページへの投稿のアーカイブです。)
フォロワーの皆さまこんにちは!CAFUAレコードです!
5月から始まりましたCAFUAのソロ楽譜プロジェクト、本日第2弾と致しまして、バラエティに富む4作品を出版発売させて頂きました!
写真の左から、福田洋介作曲「楓の詩(うた)」(Solo Instrument & Pf.)
三澤慶作曲「夏の夢」(Trp./Flugelhorn & Pf.)
野呂望作曲「彩ることへの習作 ‐ホルン独奏のための」(無伴奏Hr.)
坂井貴祐作曲「Allegro appassionato」(Flute & Pf.)
…となっております。
◆福田洋介作曲「楓の詩(うた)」は、当初吹奏楽のための作品として書かれましたが、その後ピアノ伴奏つきアルトサクソフォーンソロの作品に生まれ変わり、この度の出版では「いろいろな楽器で広く演奏を楽しんでもらいたい」という作曲者の意図から、ソロ楽器を指定せず、ソロのパート譜も基本のin Cでご用意することになりました。
皆さまおなじみの「さくらのうた」は、なんとこの「楓の詩」のアンサーソングであるとのことで、さくらファンの皆さまにはぜひチェックして頂きたい作品です。
CAFUA Youtubeチャンネルで、「一緒に演奏できる伴奏音源」を公開していますので、伴奏者を見つけるのがいつもより大変な今でも伴奏つきで楽しめます!ちなみに、「いいね」を押して下さると中の人が喜んでこれからも一層頑張れると思いますので、ポチッと押して応援して下さったら嬉しいです^^
◆三澤慶作曲「夏の夢」は、若手筆頭トランぺッターの多田将太郎さんの委嘱により、まさに「夏の夢うつつから生まれたような作品」なのですが…(詳細は解説を参照)
その夢加減と難易度が半端じゃありません(@_@;)
しかもこの度は贅沢にも、多田さんご自身の演奏による試聴音源を【新たに録音】して下さいました!なんということでしょう(T_T)しかもフルサイズです!伴奏音源も準備中ですので、公開出来るまで、ソロパートを練習しながらお待ち下さいませ(練習しがいありますよ……^^;)
◆野呂望作曲「彩ることへの習作 ‐ホルン独奏のための」
この作品は、誰にとっても(ちょっとした)“挑戦”といえるのではないでしょうか。CAFUAのソロレパートリーでも、無伴奏の作品は初めてお取り扱いします。
解説から一部引きますが、この曲は野呂さんと、ホルニストであり写真家でもある(←ここ重要)学友宮﨑氏との出会いから生まれた作品なのです。参考音源は野呂さんのYoutubeチャンネルへリンクを貼らせて頂きました。野呂さんご自身によるコメントもございますので、そのあたりもチェックした頂ければと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=9NCqQBydnRE&feature=youtu.be◆坂井貴祐作曲「Allegro appassionato」は、広義にも狭義にも“古典的”!
“古典(的)”って、普段から何気なく使っていますけど、面白い言葉なんですよね。“トラディショナル”ではなく“クラシカル”の方ですね。作曲者自身が「ソナタ形式の勉強のために書いた」と解説の中で述べていますが、プレイヤーの方にとっても学びやすい作品だと思います。
最近は「ちょっとぐらいのビックリ転調じゃびっくりしない」という感覚になりつつある方も増えているのではないかと思いますが、この曲を演奏したり聞いたりしながら「近親調ってなんだっけ」とか…そんなこともひと時思い出して頂くと、音楽の引き出しが増え・強化されていくのではないかと思います。また、ソロパートのボリュームがかなりありますので、音楽の構成づくり、集中を保つこと、手汗への対処、など…(笑)
この曲を演奏してみることで、鍛えられる部分が沢山あります^^…とこのように、本日発売となりましたソロ譜4曲のご紹介をさせて頂きました。
今後も、楽譜・デモ音源・伴奏デモとも、どんどん増やしていく予定です!
これからの展開も、どうぞお楽しみに♪