-
CAFUA「トイボックス」いよいよ始動!
コンサートのポップスステージの選曲で、「もう一曲」をコンセプトに企画された「トイボックス」。世の中にはたくさんいい曲はあるけれど、いつもの人気曲もいいけど何か一味違うことをやってみたい!と思ってた皆さん、「トイボックス」はそんな声にお応えします!ソロ、セクションフューチャーやパロディとユニークな作品が目白押し。CAFUAらしいアプローチで9曲をお届けします。
オープニングに適した坂井貴祐作曲「シビック・ファンファーレ&マーチ」で華々しく幕開け。この作品はポップスステージのみならず、演奏会の一曲目にも最適です。
名作アニメのテーマ曲「鉄腕アトム」は三浦秀秋の編曲。聴かせどころ満載のアレンジで、誰もが知っているこの曲を吹奏楽で楽しく演奏、聴かれることでしょう。
ルロイ・アンダーソンの名曲をセンス光るアレンジでトランペットをフューチャーした「トランペット吹きの休暇」は、今回の企画の発案者で監修の小長谷宗一編曲。様々なジャンルのリズムが入れ替わり曲が進む中、トランペット3名が息の合った掛け合いを披露します。なんて素敵なヴァケーションなんでしょう!
95年のコンクール課題曲「ターンブルマーチ」でお馴染みの作曲家、川辺真の《交響組曲「ウルトラマンG」より メインタイトル~銀色の巨人~》は、サウンドトラックからご自身の編曲。シンフォニックで迫力ある作品で、ウルトラマン好きにはたまらない一曲ではないでしょうか。こんな作品を待ち望んでいた人も意外と多いのでは。ご期待下さい。
近年は情熱的かつ激高する音楽表現で注目の井澗昌樹。今作でもその実力をいかんなく発揮したのが「およげ!たいやきくん」!笑。パイプオルガンと吹奏楽を融合させた見事なアレンジでバッハもびっくり!ユーモアに富んだ井澗氏に脱帽です。パイプオルガンがあるホールは限られてますので、シンセサイザーなどで代用してもいいです。きっと荘厳な「たいやきくん」が出現することでしょう!笑
「スライダーズ・ミックス」はトロンボーンセクションをフューチャーした酒井格オリジナル曲。1st~3rdにバストロンボーンの4名。トロンボーンの魅力を余すところなく表現した曲で、さすがは酒井格!とうならせます。
今作で一番くだらない(いい意味で)と評判の「パニックキッチン協奏曲」。一人のキッチン道具奏者(笑)がバンドをバックに大忙し。鍋やまな板、包丁にミキサーなどなど、どこのご家庭にもある台所用品を叩きまくり、レコーディングでも大うけでした笑。ロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」の《スイス軍の行進」》をベースにいろいろな名曲の断片を織り交ぜた完全パロディーな一曲。阿部勇一作曲作品ですが「ラメセス二世」に繋がるイメージは一切ありません笑
「サザンオールスターズ☆アーリー・ヒッツ」。サザンの曲はたくさんあるけど初期の名曲のアレンジは少ないのではないでしょうか。70年代から80年代の、今なお色あせない名曲のメドレーを小長谷宗一編曲でお楽しみ下さい。やっぱり湘南でしょう!
今作のクロージングナンバーは「アメイジング・グレイス」。多くの編曲が存在する中、美しさとどこか儚さをまとった井澗昌樹の素晴らしい編曲です。静かに心落ち着かせるコンサートの終りにいかがでしょうか。
以上9曲、楽譜は順次出版予定です。詳細は後日。
録音は4月に海上自衛隊横須賀音楽隊の演奏で収録。企画の性質上、多くの無理難題を快く引き受けて下さり素晴らしい演奏を披露してくださいました。作品をご提供頂いた作曲家の皆様は全員レコーディングに参加して頂き、細かな演奏上の指示を頂きました。御礼申し上げます。
CDの発売は10月21日を予定しております。
初回分は特典として「パニック・キッチン」を収録したDVDを予定。これを観ればキッチン道具をどう演奏してるかが分かる参考映像です。 その他詳細情報は決定し次第お知らせいたします。この場に及んで価格等、細かいことがまだ決定しておりません。すいません!どうぞお楽しみに!