-
松戸四中の「IV」作目が本日リリース
松戸市立第四中学校の最新作が本日発売です!
「Play with Heart IV」
松戸市立第四中学校吹奏楽部
指揮/須藤卓眞
定価 2,667円(税抜) CACG-0234【曲目】
1. コンサートマーチ「青葉の街で」 (小林武夫)
2. 蒼氓愛歌 ~三つの異なる表現で~ (清水大輔)
3. 吹奏楽のための風景詩「千年の大楠」 (内藤友樹)
4. スピリテッド・アウェイ ≪千と千尋の神隠し≫より (久石 譲、木村 弓/編曲:森田一浩)
5. Thank you and Farewell (清水大輔)
6. ウィーアー! ≪ONE PIECE≫より (田中公平/編曲:樽屋雅徳)
7. 「崖の上のポニョ」ファンタジー より (久石 譲/編曲:後藤 洋)
8. Ghibli in Swing (久石 譲/編曲:福田洋介)
9. 「アナと雪の女王」メドレー (クリスティン・アンダーソン=ロペス、ロバート・ロペス/編曲:郷間幹男)
10. ホール・ニュー・ワールド (アラン・メンケン/編曲:星出尚志)
11. チュニジアの夜 (ディジー・ガレスピー、フランク・パパレリ/編曲:ポール・マーサ)
12.フライ・ハイ (星出尚志)
13. 君をのせて ~「天空の城ラピュタ」より (作詞:宮崎 駿/作曲:久石 譲/編曲:鈴木英史)こちらも4作目となりました。
と同時に、松戸市立第四中学校が体育館からホールに場所を移してのコンサートが4回目となります。1stアルバムからこれまで、タイトル通り“Play with Heart”な演奏を聴かせてくれます。
とにかくあたたかく、ブレンド感があるのが四中サウンド。
その中にも指揮者である須藤先生に音が向かう様が目に見えるほどの集中力の高さを見せ、それにいつも圧倒されます。
中学生バンドではありますが、私の中であまり中学生とは言いたくないバンド、です。今回も吹奏楽ステージ、ポップスステージの全13曲を収録。
吹奏楽ステージでは、すべて邦人作品ながらそれぞれタイプの違う作品で表現の幅を見せてくれます。やはりコンクールで1年間向き合った課題曲と自由曲は圧巻。ポップスステージは、毎年その年ごとに曲と演出を変えています。
CDでは残念ながら演出が見えないので解説をしてしまいますが、幕開けの「ウィーアー!」ではステージ上にいたのはドラムのみ。
ステージの袖や客席からステージにメンバーが集まり、ステージ上の100%の照明とともに全員の音が鳴るという始まり方でした。楽譜をCAFUAで取り扱っていますが、ハイトーンもあり難しいのが正直なところ。
でも全く問題無く演奏している姿を見ると、やはりすごいなというのと吸収力の高さを感じます。
(もちろん指導者側はそう考えてもいられないと思いますが…)「アナ雪」メドレーの中では、本当は2人の生徒さんによる歌も披露されました。
四中では毎年歌が入り、毎年違う生徒さんが歌っています。
(一番最初のコンサートでは歌い手が急遽体調を崩され、須藤先生が歌うレアなこともありました)
著作権の都合上泣く泣くカットしましたが、楽器だけでも雰囲気の出る演奏はさすがです。「チュニジアの夜」ではダンス隊によるダンスも披露されています。こちらも毎年行われている目でも楽しめるステージを展開。
そして、ギリギリまでリハーサルを行っていますが、袖にいるこちらも覚えられないほどリハーサルで立ち位置や演出が変わります。
これ本番大丈夫なのかなと少し不安にもなりますが、そんな不安をよそに完璧にこなし、ピカピカの笑顔でポップスステージを駆け抜ける姿は、もはやお客様を楽しませるプロの姿。頭の中でそんな姿を想像しながら聴いて頂ければと思います。
text by 制作部