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海上自衛隊横須賀音楽隊のCD紹介♪
すでにリリースされていますが、ここで紹介出来ていなかったCDを本日はご紹介します。
「ヨコスカの海と風 ~海上自衛隊音楽隊 委嘱作品集~」
海上自衛隊横須賀音楽隊
指揮/隊長 内堀豊、副隊長 渡邉大海
ソプラノ/三宅由佳莉
定価 2,667円(税抜) CACG-0212昨年の7月、穏やかな海の近くの横須賀音楽隊の練習室内にてレコーディング。
楽曲は“海上自衛隊の6つの音楽隊が過去に委嘱した作品”を集め、
横須賀音楽隊の隊長と副隊長を交えて選曲が行われました。曲目は全9曲です。
1. 行進曲「剱の光」 (酒井 格) 【横須賀音楽隊 委嘱】
2. ~冠島今昔~ 鳥たちの楽園 (清水大輔) 【舞鶴音楽隊 委嘱】
3. マーチ“海の護りびと” (小長谷宗一) 【横須賀音楽隊 委嘱】
4~6. 吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」 (伊藤康英 ) 【佐世保音楽隊 委嘱】
7. 艦上の旭日 (田中久美子) 【呉音楽隊 委嘱】
8. 三つの音詩 ~暁の海~白の海~蒼の海~ (樽屋雅徳) 【横須賀音楽隊 委嘱】
9. マーチ「ボン・ボヤージュ」 (真島俊夫) 【大湊音楽隊 委嘱】
10~12.吹奏楽のための組曲“ヨコスカの海と風” (小長谷宗一) 【横須賀音楽隊 委嘱】
13. 「嵯峨野 ~ソプラノと吹奏楽のために~」より 3楽章 川のほとり (河邊一彦) 【東京音楽隊 委嘱】ほぼ全曲が海にまつわる楽曲で、海の力強さや雄大さ、そして爽やかな様子が音楽隊の演奏でよく表れており、海上自衛隊の音楽隊だからこそ出せる味わいある演奏。
響宴で演奏された記憶に新しい「ヨコスカの海と風」も収録。3楽章の「どぶ板通り」のディキシーバンドは、歩きながら演奏したり前や後ろを向いたりと、作曲者の小長谷先生と試行錯誤しながら別録りで行いました。
有名な「ぐるりよざ」は佐世保音楽隊の委嘱作品。作曲当時29歳だった伊藤氏は、管弦楽版を始め様々な編曲版も出しています。
「嵯峨野」は前・東京音楽隊長の河邊氏の作品。レコーディング時は特にニュアンスや表情を大切にしていた三宅3曹の姿が。多くの場所ですでに美しい歌声が聴かれていますが、このCDではまた違った歌い方でアプローチしています。豪華な作曲家陣の作風が光り、それに応えた横須賀音楽隊の快演。
ブックレットには初演時の情報や、横須賀音楽隊の普段の活動の写真も記載しております。バンドジャーナル誌でも、指揮をした渡邉大海副隊長(当時)による記事を掲載して頂きました。
お持ちの方は是非チェックしてみて下さい。なお、タイトル曲の「ヨコスカの海と風」は、12日(木)に行われる神奈川大学吹奏楽部のサマーコンサートでも演奏予定です。この機会に一度CDでお聴き頂くのもオススメです!