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林田和之「LESSONS OF THE SKY」
林田和之のデビュー・アルバム「LESSONS OF THE SKY」がいよいよ発売!
夏をイメージしたジャケットに収録されている作品も、とにかく爽快感ある作品ばかり!
「自分の好きな曲を集めた」ということで、林田和之らしさが全面に出ているアルバムです。
まずは、今回ピアニストとして参加している作曲家北方寛丈の「TIME」。ソプラノとピアノの音が共鳴して一つの別の楽器として聴こえてくる音色に、アルバムの冒頭から引き込まれます。
続くクレストンの「ソナタ」は、このアルバムで唯一の古典作品。少し落ち着いた雰囲気ながらもアルト・サックスの音を追求し録音した曲です。
タイトル曲でもある「レッスンズ・オブ・ザ・スカイ」は、ピアノの特殊奏法の音色も聴きどころの一つ。ソプラノでとにかく“駆け抜ける”といった音楽の流れが爽快です。
ドビンズの「エコーズ」と「ソナタ」は、アルト・バリトン・テナー、そしてピアノのアドリブが光ります!渋めの音色でピアノと溶け込むJazzのような作品。
最後を飾るのは林田が主宰する四重奏団、フェロー・サクソフォーン・カルテットの「ドラスティック・メジャーズ」。ぴったりと息の合った演奏で遊び心満載の曲を楽しませてくれます。録音は富山県の北アルプス。今回もハイブリッド版での発売です。
ミックスとマスタリングはお馴染みのEXTONスタジオ。真剣に演奏を聴く林田さんと北方さん。少しでも自分達のイメージに近付けるよう、妥協することなく作業は進んでいきます。
林田さんはその合間にも楽しいトークで場を盛り上げてくれました。
7月25日に発売になった「THE SAX」9月号でも林田さんの楽しくも興味深いインタビューが掲載されています。そちらも読んで頂けると、さらにこのアルバムを楽しめます。是非ご覧下さい!ソプラノからバリトンまで4本のサックスを使用した林田のデビューアルバム。盛り沢山の内容で、これまでのサックスのアルバムとは一味も二味も違う作品に仕上がりました。
サックスを演奏されている方にはもちろん、すべての音楽ファンに聴いて頂きたいオススメの一枚です!