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秋田吹奏楽団ニューディスク
秋田吹奏楽団の新しいCDが完成間近。
前作「大いなる秋田」以来約10年ぶりとなるセッションレコーディングによる新作は、音楽的内容の濃い聴き応え充分なプログラムと熱演です。
「阿部勇一 / 沈黙の地球」
秋田吹奏楽団 指揮：佐藤正人
定価2,800円（税込） CACG-0168収録曲は
沈黙の地球（ほし） ～レイチェル・カーソンに捧ぐ～（阿部勇一）
竹取物語（三善晃／編曲：天野正道）
鼓響・・・故郷（天野正道）
ロスト・ムーン ～マン・オン・ザ・ムーン・エピソード2～（清水大輔）
の大曲4曲。タイトル曲の「沈黙の地球」は阿部勇一がレイチェル・カーソンの著書に影響を受け作曲され、根底にある深いテーマを音として聴き手に投げかける超大作です。「鼓響・・・故郷」は天野正道の故郷である秋田の魅力を詰め込んだ思い入れある作品。「ロスト・ムーン」は清水大輔の人気作。アポロ13号を描いたドキュメント音楽で、今回ナレーションも入り臨場感ある演奏に仕上がっています。
レコーディングは昨年の12月に男鹿市民文化会館で収録。吹奏楽に適した響きの良いホールで、録音には絶好のロケーション。編集やマスタリングにも納得いくまで時間を掛けて作り上げた秋田吹奏楽団の力作です。
近年吹奏楽コンクールでも素晴らしい演奏を披露している秋田吹奏楽団。レコーディングでの演奏は素晴らしく、一般バンドならではのパッションを感じました。指揮者の佐藤正人氏は今回のCDに対する思い入れは相当で、編集からマスタリングはですべて立ち合い、一切の妥協を許しません。
発売は9月14日を予定しております。