• 「リ・バース」発売しました

    Date: 2010.12.19 | Category: NEWS! | Tags:

    「リ・バース(昭和ウインド・シンフォニー)」のCDがリリースされました。

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    「リ・バース」
    指揮:ユージーン・M・コーポロン、福本信太郎
    演奏:昭和ウインド・シンフォニー(昭和音楽大学)
    定価2,800円(税込) CACG-0161

    今年はジャパンバンドクリニックでも演奏技術の高さを評価された昭和ウインド・シンフォニー。10作目のリリースです。
    後藤洋の「彼方への祝祭」は感情に訴える素晴らしい作品。もともとは大阪市音楽団の委嘱作品で、相反する悲しみの歌と祝祭の音楽の二重構造となっています。23歳のキャスリン・サルフェルダー作曲の「カテドラル」は、2008年にフレデリック・フェネル賞を受賞した作品。左右に分かれた2組の金管アンサンブルとバンドによって演奏された音響効果が魅力です。昨年に引き続き、マカリスターの楽曲も収録。「フリーバーズ」は2本のクラリネットがロックな演奏を繰り広げるクラリネット協奏曲で、日本初演作品です。もう一つの日本初演作品はボルコムの「交響曲第1番」。全4楽章から成りそれぞれメッセージが込められています。
    今回はコーポロンが招聘されて11回目の定期演奏会。タイトルの“Re・Birth”は、最初の10年を終えて次の新しい周期に変わるといった意味が込められています。新たな昭和ウインド・シンフォニーの音楽を是非ご堪能下さい。