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福島弘和作品集のご紹介2
10月10日リリース、「福島弘和作品集 Vol.1」の制作話。
本日はブックレットについてです。今回も制作部A&Rの奥野がお届けしております。作品集シリーズの第1弾「樽屋雅徳作品集」同様、解説は作曲者ご本人・福島先生に書いて頂きました。
通常のCDでは演奏されることを一番に考えるため、
解説には演奏のポイントや曲を深めるための解説を書かれるわけですが、
この作品集では委嘱時や曲を書いている時のエピソードが主になっています。
ちょっと笑えるエピソードもあり、そこがユーモアのある福島先生らしいところでもある気がします。そして4ページではありますが、最後に対談を掲載しました。
対談相手は鈴木英史先生です。
対談は楽しく普通に話している雰囲気で行おうと、福島先生のご自宅で行われました。当日は、福島先生と奥様がカレーを作って下さり、そのカレーを食べながら約4時間の対談とCDの打ち合わせ。
あっという間に過ぎて、制作側としてもとにかく楽しい贅沢な時間でした。(ただ4時間ずっと作曲の話をしていたのではないので、結果として対談は4ページになりましたが…)福島先生のご趣味の水槽。
魚ではなく草を育てるのが良いそうです。(小さい魚が少しいるくらいでメインは水草です)お仕事部屋も見せて頂きましたが、たくさんの本とCD、そしてピアノ。
いつもこちらで作曲をされているそうです。対談は福島先生の音楽の入口と作曲家の入口を主に、鈴木先生から見た視点等もあります。特に作曲家の入口のお話は“そうだったんだ!(笑)”というエピソードでした。
是非ブックレットを見ながら聴いて頂きたいです。
作品集だけあって、全体的に福島先生のお人柄も出たアルバムになったのではと自負しております。CAFUAのwebサイトでは先行発売を行っております。
福島弘和の世界をお楽しみ下さい。
「福島弘和作品集Vol.1 ~交響的詩曲「走れメロス」~」
演奏:土気シビックウインドオーケストラ、龍谷大学吹奏楽部 他
定価2,500円(税込) CACG-0185制作部A&R 奥野清美